早押しクイズと作問Part3と
クイズ会やったよ。(簡略化)
気付いたら3回目。2回目のブログはないけど
3回目は書くわよ。
人数は最高記録を更新。(なして?)
ボタンの数も最高記録。
それに伴って問題数も・・・?
問題数は今回そんなに増やしていないですわ。
(というか第2回にタイムレースをやったせいで作った問題数の最高記録はしばらく更新されない)
(ってか、前回が作りすぎた。体力切れ)
というわけでコーナーの振り返りをしていく。
の前にクイズ会でのうちの問題作りのコンセプトの話。
自分の趣味全振りしたり、知識マウントをとるようなものにはしないようにしている。
・・・興味のない範囲の知識マウントほどつまらないものは無いしね
(無意識でしてたらスマン)
あとは前半は押せる部分もあるけど、基本的に全員後半の最初の数文字聞いて
ボタンを押し始めるくらいが理想。
その為知識量に依存せず早押しクイズを楽しめるをイメージ。
もちろん全部知ってるとは限らないけど、分かったのに押せなかった~悔しいってなることを想定。
そもそも知らない問題が続くと悲しいからね。
ラウンド1:チーム選別ペーパーテスト
は?知らないよって声を聞きつつ「お前か~~~~」ってなるリアクションも込みの
難易度を設定。要は難しい問題たちです。
コンセプトを初手で破壊しに行くという。クイズへのハードルだけを上げる嫌がらせ。
ってだけではなく知識のある人が高い点数になるように知らない可能性の高い問題も複数用意。
ただ0点にはさせたくないので、これは簡単でしょ!みたいなのを(全31問中)3問ほど
入れておいたおかげか0点はいませんでした。マジで。焦りはした。
クイズの形は様々
自画自賛ですが個人的に好きな問題をピックアップしときます。
Q:ニューヨークのワールドトレードセンターの跡地を、
マスコミがこう呼んだことから定着した、主に「爆心地」のことを指す英語は何?
A:グラウンド・ゼロ(ground zero)
普通に知識として知っといてもよさそうな問題。
今でもあの映像は忘れられないけど正直なところこの呼び方自体は知らなかった。
英語もわかりやすく直接的で覚えやすい。困るね。
Q:プロポーズの際に受け取った花を一輪差してもらうという習わしからこの名前になったとされる。
ジャケットの左側の襟にあけられているボタン穴のことをなんという?
A:フラワーホール
これ頑張れば知らなくても答えを出せるという面白い問題。
しかも覚えやすい。現在では社章だったりとかなんかしらバッチを付ける場所のイメージだけど元々はそんな理由だったんかぁと名前をマジアカで知って覚えた。
印象に残る問題は良い問題だなぁって思うんですよ。
Q:百人一首に記されている、在原業平朝臣の歌
「ちはやふる神代も聞かず竜田川」の続きは何?
A:からくれなゐに水くくるとは
漫画「ちはやふる」で知った人覚えた人も居るんじゃないかと思って出題。
タイトルとしてもそうだし競技かるたに対して印象を付けるシーンともいえる。
こういった漫画で見たものがそのまま知識になるってすごくいいよね。
人生無駄な物のなさよ。
ラウンド2:5 cubed
ラウンド名は5の3乗の予定だったのですが、なぜか4乗になりました(?)。
誰か一人が答えすぎるのではなくみんな均等にね?のスタイル。
なので難易度は抑え目∧押しどころが分かりやすい問題を選定。なのでとりあえず全員ボタンに指を添えておくイメージ。
と思ったが難易度を下げると技術勝負になるジレンマ。
ただ、「お?間違えるんじゃ?間違えたね?」みたいな空気になった瞬間
みんな一斉にボタン連打してプレッシャーかけるところ好きだよ。
なので結果的に全員ボタンを楽しめたんじゃないっすかね
誰かが言っていたけどカチカチするだけで楽しいからね。
これについてもいくつかピックアップします。こっから先はボタンを押された時点での部分だけにします。
Q:西暦743年、/
A:墾田永年私財法
これぞ早押し!!!ここで押されたときは気持ち良すぎて笑顔こぼれてしまった。
ガチ早押しじゃん。強すぎるんよ。うぇっへへへへへ
とはいえ真面目な話をすると、西暦で区切ったのでその西暦に関する事柄を問う問題とほぼ読み切れるというクイズの仕掛けを存分に入れてみました。
年の後に「に」「で」とか続くとその年に起きた事柄に関する内容になるので少し難易度が上がるという。
Q:学校で凄惨ないじめを受けている少女しずかと、/
A:タコピーの原罪
ここで押せるのはちゃんと識ってる人だなぁと結構驚いた思い出
個人的にはこの後の1単語で押させる想定だったが回答者の頭の回転の速さに脱帽。
実際これだけ見たら知ってる人は答えれるのと時事性も相まってわかるけど、押せる技術はまた別物なんよ。
Q:その語源は「親指の爪」ぐらい/
A:サムネイル
典型的な語源問題。そして、その語源を聞いてボタンを押せるのは強いんですわ。
実際語源を調べるのって楽しいし普段何気なく使っているあの言葉の語源とかも調べるのって滅茶苦茶楽しい。
(って言うか語源問題って一番作りやすいんだよね。「稲妻」とか「土地」とか)
ラウンド3:早押しボードクイズ+(作問チャレンジ)
これまで2、3人は問題作ってたりするけど、
まあ、ほぼ作問経験0だと思って・・・
というわけでみんな問題を作って(難易度調整の難しさと苦しみと)問題作りの面白さ
それを出題することの楽しさを知ろう!キャンペーン
(ついでに作問可能な人を増やそう!!)
といううちにとっても皆さんにとってもwin-winなラウンド
(これがあるから作問数減って楽だった)
個人的な振り返りではあるんすけど、全員問題に色が出てて面白いなぁとは思った。
もちろん急に言ったのと他メンバーとの被りを気にして自分の趣味から出すってのはあるけど
テーマ選び抜きにしても色が出てた・・・
短文で悩ましい問題だったり、
前振り付だったり、
時事性の高い問題だったり、
ちゃんと聞いていれば答えれる問題だったり、
いやぁ・・・あたしも参加すればよかったなぁ
ラウンド3に関してはうちが問題を持っていないので
載せれないのでして。お許し
ラウンド4:two consecutive
ラウンド名は2連続。これまでにないくらいシンプルなルールで
2問連続正解すれば決勝進出というだけ。
そして、このラウンドは誤答したら次の問題休みという他プレイヤーにリードを許してしまうルールとなっている。
問題の難易度自体もラウンド2よりかは少し上げてるくらい。
また、2問連続正解ってかなり難しくて、安定した知識と早押し力が問われるうえに
1問正解してリーチ状態になると1対多の構図が出来上がってしまうためにブロックされやすくなる。
/(^o^)\ナンテコッタイ
もちろん、2問連続正解なので
誤答もダメだし、他プレイヤーが正解するのもダメだし、なんなら問題をスルーするのもダメということで
長期戦にはなりましたがガチ寄りのルールを提供してみました。
リーチ掛かった時の緊張ってどんな感じなんだろうね。
まあ、この次決勝戦なんですし一応?
Q:テーマソングはメンバーのひなんちゅがバイトしていた縁からガールズバンド「SILENT SIREN」が作成。
京都を発祥地におく、「てん/
A:天下一品
前半だけ聞いてわかる人が居たら多分それはファン。
興味ない人からしたら難易度がかなり高いが、2行目で全員押しに来ることを想定。
そろそろわかるところが来るぞセンサーが強い人が勝つタイプの問題。
正直、前振りの作成に結構苦しんだ問題のうちの一つ。
Q:次の4つのヒントから連想される国はなに?
ペドロ・アルヴァレス・カブラル、27、ポルトガル語/
A:ブラジル
4つ(3つ)
早押しクイズの特性上最後まで聞けない。後半にわかりやすいヒントが来るの構造からよく起こることですわね。
ちなみにそれぞれのヒントが何を表すかわかりますでしょうか・・・・?
最初の1個は正直何もわからん。
( 発見者、国旗の星の数、公用語 )
Q:金メダル獲得時のインタビューでコメント/
A:北島 康介
理屈はわかるがここで押せるのはかなり強い。
でも、実際これを見てる人もここでわかるんじゃないでしょうか?
ほら。これを問題文に入れるってことは・・・ですよ!
Q:第166回直木賞を「黒牢城」で受賞したことでも知/
A:米澤 穂信
ここで押して答えれるのはちゃんと時事を抑えてる人!
めっちゃ感動。ただ、タイトルや答えに聞き覚え見覚えがある人も多いと思うわよ
こういう時事もクイズにしやすくて助かるのじゃ~~~
Q:今年3月に亡くなったデヴィット・ベネットは世界初のヒト以外からの動物からの心/
A:ブタ
これ難易度自体も高いかなぁと思っていましたが、正解出てやはり知ってる人いた!って気持ちになった。
この話題自体かなり前からされていたらしい。やはり世間に出た上澄みだけ啜ってると自分の知識の無さを痛感する。
決勝ラウンド:charge 15
これまでと違ってちょいと特殊なルール。
先に15点到達で勝利。正解する度にもらえるポイントが増えるが
一度でも不正解になるともらえるはずのポイント分減点される上にもらえるポイントもリセットされるという
正解するにつれてリスクとリターンが高くなっていくルール。
その為曖昧な押しができないという決勝戦らしい難易度の高いラウンドになったんじゃないかしら
また、点数を積めば積むほど誤答罰が重くなるので少しずつ指も鈍る。
カジュアルな会には不向きなんよ。
同じ不正解も前半にやるか後半にやるかで変わってしまう悲しさたるや。
問題の難易度はさらにちょっとだけ上げています。
Q:海軍青年将校が中心となって、首相官邸や日本銀行などを襲撃し犬養毅/
A:五・一五事件
これはーーまあ、普通に知ってる人も多そうだけど
「犬養毅」って聞こえて押せるようになったらもうそれは早押しが強いんよ。
正直、前振りの作成に結構苦しんだ問題のうちの一つ。
Q:終戦前後の混乱の中を戦争孤児である清太と節子/
A:火垂るの墓
正直一部のシーンが有名なのもあって名前を聞けばわかるって人も多いんじゃないでしょうか。
実際に見たことあるわけではないので問題の質を高めるためにも・・・なんですかね?
この手のものを題材にしたい時毎回調べるのに限界はある。
Q:MCである山里亮太とYOUはもぐらの人形、ゲストは/
A:ねほりんぱほりん
個人的に問題にもしやすくて自分が好きな物を問題にしてみました。
かなり特徴的な前振りから始まるので知ってる人は前振りで押せて
分からない場合最後まで押せないタイプの問題かもしれないっすね。
だから実質前振りじゃないのかもしれない。
Q:ラテン語で「花で作った冠」を意味する、トヨタ自動車が199/
A:カローラ
ウィニングアンサーでございます。優勝が決まった時の解答って印象に残るし、
これまでと違ってウィニングアンサーが存在するので正解した時の気持ちよさはこれまでと違ったんじゃないかなって感想の押し付けしておきますわね!!!(?)
(これまでは景品獲得難問チャレンジとタイムレースだったので)
そういえば問題の難易度って体感的なものでしかないし
正答率を取得しているわけでもないので想像とは違う結果になることは普通にありましたね。
ただ感覚として世間での認知度や中学校以前に学習しているものは難易度低くて
高校以降に学習するであろう範囲や、
ニュースで取り上げられないもの、取り上げられても長期にわたって題材にされないものやそもそも単語が一般的ではないものとかは難易度が高くなりがち
高校以降が難易度上がるのはシンプルに選択授業や進路の影響で理系文系が明確に分かれてくる頃のイメージがあるからか世間一般に知られているの認識が異なってくる。
ニュースに関しても短期間で取り上げられたものについては印象に残っていないことも多い。
例えば流行語大賞やオリンピックに関する内容は残りやすいけど
スポーツの選手の情報や初期の頃のCOVID-19はマニアックな問題になってしまう。
今でこそ話題にはなっていれど扱われる回数が少ないとわからない。こんなことになろうとは。
ね
同じ理由で「タコピーの原罪」は答えられても
最終回で議題となった「シスターフッド」は難易度が高いんだよね。
(SNSで約3か月間話題になったのと、その日だけトレンド入りした単語)
そして、そもそも話題にされていない専門用語に関してはトップクラスに難易度が高くなる。
例えば下記の問題はラウンド1で出題した問題だが、正解率は格段に低かった。
Q:劇場などの、舞台と観客席を区切る、芝居において始まりと終わりを示すために使われる厚手の生地で作られた布のことを何という?
A:緞帳(どんちょう)
Q:うつ病の発見を目的として、米国国立精神保健研究所より開発されたうつ病の自己評価尺度を何という?
A:CES-D(セスデー)
基本的に聞いたことないものを答えるのは無理で調べてたまたま見つけたものを問題にすると
大体事故るというね。
過去にやってそれ以降反省してる。
さてさて、みなさんは何問出来ました?
ちゃんとしたクイズ会は半年に1回で良いと思っていますが
軽いのは不定期的にやってクイズ力を高めたい。
ちなみにうちの苦手ジャンルは社会全般。特に海外なんもわからん。
海外誰か教えて
義務教育全部苦手って言っても差し支えない気もする。
次までには社会も何とかして圧倒的ぱわーを見せていきたい。
早押し興味ある人はぜひとも言って。いくらでも誘うから